【 山　名 】山伏峠、三国山、湖尻峠 【 山　域 】箱根 【 日　時 】2004年12月26日（日） 【 天　候 】晴れのち小雨 【 ルート 】関所跡10:30→10:50道の駅→12:05山伏峠→12:50三国山13:10→13:50深良水門→14:10桃源台 【メンバー】単独 ☆三国山へ 　山に行くにしては比較的ゆっくり起きて新宿駅へ。８時のロマンスカーに乗り、小田原駅で下車する。バスに乗りかえ箱根町へ。箱根町のわずかに手前の関所跡で下ろされた。風が少しあり、意外に寒い。天気も今ひとつな感じである。 　しばらく車道を歩く。芦川入口バス停の所から、右に曲がって少し歩くと、駒形神社があり、その先から石畳の道が始まる。ところどころ案内板があり、立ち止まって説明を読む。杉並木はまだ結構残っているようだ。国道の下をくぐり、急な階段を登ると、道の駅に飛び出る。車の通りが多いが、合間をぬって横断歩道を渡り、反対側の斜面に取り付く。少し登ると、十二丁園地と書かれた所に出る。晴れて天気が良い日ならば休んでいきたくなる場所ではあるが、風が冷たく、天気もどんよりしているのでそのまま先へ進む。 　小さなアップダウンをこなし、やがて右側に芦ノ湖が見えて、登りになる。わずかに小雪の後らしきものが残っていた。やがて左の車道の音がうるさくなり、車が走るのが見え、しばらくゆるやかに登ると、急に目の前が開けた所に出る。そこが海ノ平だった。良いところで、ゆっくりしたいが、かなり風があり、寒い。どんどん先に歩いていく。富士山は雲がかかってしまって今ひとつの眺め。 　やがて左に料金所らしき所がある。その横を歩いていく。車道に近い所を歩くことが多いが、うまくススキなどを配しているため、思ったよりも自然の中を歩くような雰囲気になっていることが多いのが救いである。目の前に見えるピークが山伏峠らしく、ドライブインらしきものが見えた。 　車道から右に離れていき、ゆるやかに登っていく。平になると、右が開けて芦ノ湖や駒ヶ岳などが大きい。そのすぐ先でドライブインのある山伏峠に着く。ここも風が強い。左側も開けて、気持ちの良い眺めである。天気が悪いので遠望が効かないのが残念である。晴れた日なら３６０度楽しめるだろう。目の前に小さなピークがあり、そこへ登っていくお二人の方がいたので、私もつられて登る。登り切ると、さらに風が強い。しかし、お二人はこちらに戻ってきて、道を聞かれる。このピークへは登らないようだ。少し戻って下ると、右に入る道があった。 　ピークを巻いてしばらく静かな道を歩く。一度車道の近くを通るが、さらに進むと、また離れて静かな登りが続く。かなり登った所にはベンチもあった。さらに登れば、静かな山頂に着く。樹林の中の静かな山頂の雰囲気が好ましい。お湯を沸かして、持ってきたみそ汁のカップを飲もうと思ったら、ガスとコッヘルが入っていなくてがっかり。小雪がちらほらと舞い、寒い山頂だった。 　休んでいるとどんどん体が冷えるので、パンの食事を取ったあと、すぐに出発する。山頂からは急な道をぐんぐん下っていく。これから雪が付いたら結構歩きにくそうな感じである。あっという間に下って車道の湖尻峠に着く。小雪は小雨に変わっていて、ポツポツと落ちてくる。右に少し下ると石畳の道になる。滑りやすいので注意するようにとの看板がある。確かに歩きにくく、苔が生えているので滑りやすい。昔からの石畳なのだろうか。 　下り着くとそこは芦ノ湖のすぐそば。右にわずかに進むと深良水門があった。結構な水量が流されているようだ。冷たい小雨降る中、傘をさして桃源台へ向かう。久しぶりの山歩きに結構疲れた。湖尻水門からは車道横の歩道を歩き、桃源台に出てバスに乗る。途中、宮城野で下車して温泉にゆっくり浸かって温まってから帰った。 　今年最後のハイキングとなりました。やはり、この道は晴れた日がいいですね。遠望が望めるととても楽しい道だと思います。車道の横を歩くこともありますが、意外にうまく目隠しがされていて、思ったよりも自然の中を歩けます。ただし、音だけはうるさいかも。 ホームへ